BEAT主義日記
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今井美樹 NEW SINGLE 「memories」 2/9 リリースです!


2011/02/08


僕は今年で30周年、そして美樹さんは25周年を迎えました。
彼女へのお祝いに曲を書かせて欲しい、と願い出たのは僕です。
ダイアモンドより、花束より、メロディーが贈りたかった。
新曲「memories」は、「PRIDE 2」を作るイメージで書きました。
あの頃「PRIDE」を一緒に歌ってくださった皆さんの15年は
きっと様々なストーリーに彩られたことでしょう。
そしてまた、新たなる桜の季節の到来を心待ちにしていらっしゃることでしょう。

以下はリリースに向け書かせてもらった僕のコメント。

「またひとつ季節が変わろうとしているとある日、
 できたてのメロディーをiPodに入れて海辺に出かけた。
 太陽が海面を照らし、波は眩いばかりに輝いていた。
 その光をじっと見つめていると、遠い昔の記憶が愛おしく蘇ってきた。
 夢を追いかけていたあの頃のこと。
 いくつもの夢が叶い、また破れ、
 笑ったり泣いたり満たされたり失ったりしながら、私たちは大人になった。
 それぞれの人生は沢山の思い出により支えられている。
 そして明日にはまた新しい思い出が生まれる。
 急速なスピードで流れゆく時代のなかで、ふと立ち止まり、
 今までのこと、そしてこれからのことを
 そっと愛おしく見つめる時間が大切なのではないのだろうか。
 浜辺で生まれたこの歌は、桜の季節に春風にのせて皆さんの元に届く。
 この静かなる応援歌が今井美樹の25年を支えてくれたすべての皆さんを、
 そして誰よりも美樹さんを、そっと優しく支えられる曲となることを祈ります。
 ヴォーカリストとして25年、そして『PRIDE』から15年。
 愛と祝福と感謝を込めて、花束の代わりに贈ります。



温かな光に満ちた曲に仕上がりました。
是非皆さんに聴いていただきたい。
そして心で一緒に歌っていただけたら、作者冥利に尽きます。


『memories』/作詞 作曲 布袋寅泰

夢咲き風舞う春の空 太陽が微笑んでいる
あなたは覚えているかしら ほら あの日のこと

誰もいない海辺でふたり 光る波見つめながら
静かに語り合った夢は ただ ひとつだった

小さな貝殻の中にも海がある
心澄ませば聞こえる音

春が来るたび 瞳の奥に あの日の海を思い出す
ささやかでいい 誇らしくあれ 麗らかな風のように

あれから季節は流れゆき 夢叶い夢は破れ
大切な人が旅立って 涙星ひとつ

あの日の少女は母になり 少年は父になった
幼い背中もいつの日か 巣立ってゆくのでしょう

小さな幸せを大切に育めば
大きな絆を繋いでくれる

一雨ごとに 大地は歌う 明日への希望を讃えて
悩める時も 迷える時も 星空は雲の上に

春が来るたび 瞳の奥に あの日の海を思い出す
ささやかでいい 誇らしくあれ 麗らかな風のように

花びら舞い散る桜道 愛おしき遠い日々よ
またこの胸に帰ってきて 春風とともに



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そしてカップリングは大橋トリオさんとのコラボレーション。
名曲「ラストダンスは私に」のカバーです。
大橋トリオ・ワールドに美樹さんの声。
また新しい音楽が生まれました。

どうぞ皆さん、御堪能下さいね!

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