また一つ、夢が叶う。
それはオーケストラとの競演。
オーケストラとロックの融合と言えば、古くはE.L.O.やロッケストラ、
メタリカとマイケル・ケイメンとの競演は大きな話題となりました。
記憶に新しいスティングのSymphonicity Tourも素晴らしいLiveでした。
僕は過去に故マイケル・ケイメン氏からの誘いを受け
1996年のアトランタ・オリンピックの閉会式セレモニー、
エリック・クラプトン氏の後任として同じくマイケル・ケイメンの「ギター・コンチェルト」への参加、
2005年には愛知万博での日本フィルハーモニー交響楽団との共演など
オーケストラとの共演を果たしてきました。
ソロとしてのデビューアルバム「ギタリズム」のオープニング「LEGEND OF FUTURE」をはじめ
オーケストラの重厚かつ華麗なサウンドを積極的に取り入れてきました。
今回のオーケストラの編曲、及び指揮を担当してくれるのは英国のサイモン・ヘイル氏。
彼は古くからの僕の友人であり、僕のほとんどのオーケストレーションは彼の手によるものです。
彼の初めてのオーケストレーション作品は「ギタリズムIV」のオープニング曲「TIME HAS COME」。
ABBEY ROAD STUDIOでのレコーディング当日、オーケストラを目の前に、
緊張と興奮で武者震いするように肩を震わせていた若き日のサイモンの姿を、
今でも鮮明に覚えています。
その後、ジョン・ウィリアムスを師と仰ぐサイモンはその天才的な才能を発揮し
ビヨークやジャミロクワイ、オアシスなど数々のアーチストの作品に参加。
ミュージカルや実験音楽など幅広い分野で活躍する、
英国を代表するオーケストラ・アレンジャーとなりました。
今回の『GUITAR × SYMPHONY』は、僕とサイモンの20年来の夢である
「ロックンロール・ギターとオーケストラで織りなす音宇宙」への大胆不敵な挑戦です。
この大いなる挑戦を日本のみならず世界中に届けたいと、強く願っています。
世界的な大ヒットとなった映画KILL BILLの主題曲「Battle without honor or humanity」をはじめ
フィギュアスケートの小塚崇彦くんの素晴らしい演技でもおなじみの
故マイケル・ケイメンとの思い出の作品「ギター・コンチェルト」や、
今まで作曲した数々のギター・インストルメンタルはもちろんのこと、
BEATの効いたロックンロール・ナンバーをBANDとオーケストラが一体となる大胆なアレンジで、
懐かしいBOΦWYのナンバーのオーケストレーション・バージョンにも挑戦したいと思っています。
どうぞ皆さん、この世界初演、
豪華でスペシャルな夢のライブをお見逃しなく!
布袋寅泰 GREATEST SUPER LIVE
『GUITAR × SYMPHONY』
HOTEI with THE ORCHESTRA
World Premiere
Powered by MINI ROADSTER.
日程 : 6月18日(月) 6月19日(火)
OPEN 18:00 / START 19:00 (両日とも)
会場 : 日本武道館
指揮 : SIMON HALE
Tokyo New City Orchestra
チケット一般発売 / 2012年4月21日(土)よりスタート
INFO : トゥモローハウス 03-5456-9155