BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2010年11月アーカイブ

2010年11月27日

* 3ギタリスト on YOU TUBE

スタッフがYOU TUBEにアップしてくれました。
来れなかった人にも興奮をお裾分けします。

http://www.youtube.com/watch?v=h9R3FNzAXbo

2010年11月26日

* VIVA! ROCK AND ROLL!!!



マンスリー・ライブ第4弾のゲストは花田裕之さんと鮎川誠さん。
池畑さん、井上くんと共に、ロックンロールをスーツで刻む。

あの頃...そう、まだ日本のビートミュージック創世記と呼ぶべきエキサイティングな時代、
九州のロッカーは皆、鋭角的なビートを武器に、荒ぶる男気と艶やかな色気を振りまいて、
時に荒々しく、かつスタイリッシュに、ロックの匂いをプンプンさせ日本中を圧巻した。
SHEENA & THE ROKKETSもルースターズも、俺たちにとって眩しい存在だったし、
ある意味では俺たちの目標でもあった。

スリムなブラック・スーツに黒のサングラス。くわえ煙草でギブソンのレスポールをマシンガンのように構えるその姿はまさに『ミスター・COOL』な鮎川誠。

ドキッとするくらい端正な顔立ちで、どこまでも寡黙にブルージーなリフを淡々と刻む花田裕之。

そして強靭なビートで爆裂BOOGIEを打ち放つ池畑、井上のリズム隊は、日本ロック史に残る名リズム・セクションだと思う。

そんな彼らとのセッションが実現できたのも、このマンスリー・ライブという自由な場だからこそ。
鮎川さんと並んで弾くのは初めてだし、鮎川+花田+布袋の3ギタリストが同じビートを刻むのも初めてだ。

そう。
ロックンロールは同じビートを各々のスタイルで刻むのが流儀。
コードは3つあれば充分だ。

胸が熱くなる夜だった。。
終演後、鮎川さんが、花田さんが、
「ホテイ、呼んでくれてありがとう!」
そう言ってくれた。

そして何よりも嬉しかったのが
「お客さんの瞳がキラキラ輝いていて感動したヨ!最高のファンやね!」
との鮎川さんの一言。

布袋ファンは熱い。
ロックンロールをみんな心に抱きしめている。
俺はそれが誇らしい。

みんな。

ありがとう!


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(ALL PHOTO BY 山本倫子)

夜中に、客席にいた寺岡呼人くんからメールが届いた。

スーツ姿のみなさん圧巻でした。布袋さんのルーツ、そして仲間、リスペクトするアーティスト、そして何よりも「匂い」!
このロックの「匂い」に憧れて子供の頃、一生懸命背伸びして聴いていたんだ!と思い出しました。
今はそういう「匂い」を感じるロックが少ないなぁと、悲しくなりました。

そう。
匂いなんだよな。



















2010年11月21日

* 九州男 vs 群馬男

今月のマンスリーは『九州男 vs 群馬男』

と言っても群馬男は一人だけですが...。

布袋+池畑+井上+?+?

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足元のモニターが多いです。

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マンスリーならではの豪華なゲスト。

歴史的なジャムになるでしょう。

24日も熱くなりましょう!

栗山千明さんとはタランティーノ監督作品『KILL BILL』で間接的ではあるけど共演させてもらった御縁もあり
その後の御活躍でもクールでコケティッシュな魅力を振りまく姿を拍手しながら応援していました。
今回プロデュースの依頼を受け「待ってました!」とばかりに、以前から彼女にはこんなロックチューンを歌って欲しいと思っていた、ハイパーで踊れるキラキラBEATをプレゼント。
そして作詞にはいつか絶対コラボレーションしたいと願っていた、いしわたり淳治さんが参加。
言葉とビートが絡まって生まれたのがこの『可能性ガール』
千明さんもドラマの撮影で多忙なスケジュールの中、何度も何度も歌い、本当に頑張ってくれました。
かなりのロック好きな千明さん。
この曲のタイトル通り、シンガーとしての可能性は無限大だと思います。
最近は結果を出さないとなかなか前に進めない過酷な音楽業界だけど
色々なスタイルに挑戦し、いつか自分にピッタリの音楽を探し出せますように。
今後もずっと応援させてもらいますよ!
(ちなみにCDにはゲスト出演させてもらったPVがDVDのボーナスディスクで付いています)


そしてもう一枚は大橋トリオくんのニュー・アルバム『NEWOLD』の中のJASMIN(ジャスミン)という曲。
iTunes storeで見つけた彼の『I GOT RHYTHM?』というアルバムをダウンロードしたのがきっかけで
気づけば散歩に、ドライブに、スタジオでのコーヒータイムに、なくてはならない愛聴盤に。
続くカバーアルバム『FAKE BOOK』の「贈る言葉」のあまりの素晴らしさに唸っていた矢先に
「ギターでアルバムに参加して頂けませんか?」と嬉しいオファー。
ジェフ・ベック・モデルを持ってスタジオへ。
思いつくまま何度かテイクを重ね、仕上がったJASMINは名曲です!
「え?こんなにギター大きくていいの?」とビックリしましたが、確信犯の彼の技。
自分のギターがとても新鮮に聞こえます。
彼は間違いなく、日本を代表するソングライターとして誰もが認める存在になると確信しています。
これからもずっと彼のファンでいたいと思います。

という系統の違う2アーチストの2作品。

御縁あっての出会いから、音楽を共に作る喜び。

皆さんにも是非お裾分けさせてください。

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2010年11月15日

* 理不尽と御婦人

別に自分はこのブログで
今日がいかに楽しかったとか
美味しいものを食べたとか
予期せぬ著名人とお会いしたとか自慢したいわけではなく、
逆にプライベートなことである故に語らぬべきことも多く
自分なりに節操を持ちお伝えしているつもりであるが
この二つの理不尽な事柄はぜひともお伝えするべきだ。

その壱。
スタバカードの巻。

早朝、いつものルーリーとの散歩道。
スタバで遭遇した友人から
「スタバカードは御存知?」
と言われ、PASMOもSuicaもデビッドカードもリチャードカードも知らぬ自分は
「何それ?」
と率直に、もちろん低姿勢に問うと
「このカードにチャージしておけば現金はいらないのよ。お散歩に小銭はお邪魔でしょう?」
と魔法のカードを戴いた。
「うそ!?ほんと?もらっていいの?」
と知ってるそぶりも見せることなく(知らないのだから当たり前だけど)小さなカードを頂きシメシメ。

次の朝、いつものようにカウンターに行き、いつものコーヒーをマグカップで注文し
「カードでお願いします」
と自慢のカードを差し出すと
「お客様、80円足りません」
と言われ、引きつる笑顔で、
「明日、また来ます」
と颯爽と(もしくはしげしげと)去る私とドーベルマン...。


その弐。
迫る黒い陰の巻。

昨夜、とあるファンキー君と自宅そばのホテルのバーで呑み
気持ちの良い半月だ、歩いて帰ろう!と帰宅途中コンビニで牛乳やバナナやヨーグルトを買いいつもの道を歩いていた。
APECの関係上、いつもの倍と思われる警備の警察官に
「お疲れさまです」
などとお声がけしながらも、突然小用がこみ上げ歩幅を狭めるも目の前には御婦人がスタスタと夜道を歩いている。
街の明かりの加減で、後ろを歩く私の影は魔物のように拡大し、それを感じた御婦人はさらに歩幅を早める。
追うつもりはなくとも下半身は家路を急ぎ、そして急げば急ぐほど影は巨大化し、御婦人は危機を感じ歩く速度を増す。
「違います!」
とも言えず、適度な距離を保ちつつも秒読み状態の下腹部。
「よし!次の曲がり角を左に曲がれば我が家だ!」
あと数メートル。あと数十センチ。あと.....。

喜びと哀しみはひとつだ。

待望の曲がり角を、なんとその御婦人もお曲がりになり(丁寧語もここまで!)
なんと曲がったとたんに走りだしやがった!

最後の数メートルを走ることすら許されぬ私は、いつものルーリーと同じ場所に...。


ってな悲劇はどうにか免れ、幸いにも無事帰還できたけれど

「なんでこうなる...」

と泣き笑い風祭。

心に鳴るはイーグルスの『呪われた夜』。


ハーフムーンが笑ってやがります。


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皆様、いかがお過ごしですか?





2010年11月12日

* G SHOCK

知人から村上隆氏が手がけた特別モデルの豪華なG SHOCKを頂いた!

我々の世代には懐かしい『G SHOCK』だが、最近人気が再沸騰しているらしい。

様々な機能に男心がくすぐられる。

カジュアルにはやはり『G SHOCK』かな。

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村上さん、同い年だ!



2010年11月 8日

* 寺尾聰さん

昨日は六本木のライブハウス『ABBEY ROAD』寺尾聰さんのライブを観に行きました。

シナトラ・スタイルのアレンジで一癖も二癖もある名曲達をカバー。
キーボードが3人、ギターも3人!ドラム、そしてベースは寺尾さん御本人。
「気の合う仲間たちと音で遊ぶ場なんだ。気軽に遊びにおいでよ」
と誘っていただいたのは、先日ビーチハウスのお隣さん宅にて行われた『ビーチで秋刀魚パーティー!』の時のこと。
寺尾さんはビーチの御近所同士。
初めてお会いしたにも関わらず、とても優しく接していただいて感激したのです。
僕の主演した『サムライ・フィクション』での演技を褒めていただき、
「布袋さんは今後も絶対映画の仕事を続けるべきですよ」とおっしゃっていただき恐縮しきり。
黒澤明監督のエピソードや、年を重ねてこそ楽しめる音楽がある、というお話伺いながら
あっという間に楽しい時間は過ぎたのでした。
その日は写真家の繰上さんや森雪之丞さんも御一緒でした。

さて、昨夜のライブ。
遊びと言っても本気の遊び!バンドの皆さんとの息もピッタリです。
あのシルキーな歌声はもちろんのこと、なんと言っても素晴らしかったのはベースプレイ!
転調の多い複雑なコードをしっかりと支えながら、ベースを弾きながら歌うのは至難の技です!
基本的にはピックで弾かれるのですが、要所要所ではピックを口にくわえ指弾きでオブリを入れる
そのタイミングの絶妙なこと。
アットホームなムードの中、極上のユーモアを交えてのMCがまた最高でした。
最後の曲でピックが見当たらない仕草をなさったので、
「僕ので良ければお使い下さい」
とポケットから自分のピックを取り出しステージの上の寺尾さんに差し出すと
「ありがとう!せっかくだから一曲演ろうよ!」と予期せぬお誘い。
寺尾さんの隣でギターを弾くなんて夢のようでした。
日本を代表する名優として知らない人はいない寺尾さんですが、彼は紛れもなく最高のミュージシャン。
素敵な先輩とこうして御縁が出来たことを心から幸せに思います。

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写真はビーチにて、操上さんが僕のライカX1を手に取りスナップして頂いたもの。
同じカメラでも全然違う!当たり前か...。






2010年11月 7日

* HAPPY BIRTHDAY TO EMI !!!

EMIと言ってもエミさんではなく、レコード会社のEMI。

 EMIの50周年を記念して、さいたまスーパーアリーナで行われた『EMI ROCKS』に
スペシャルゲストとして参加しました。
シークレット出演にも関わらず会場の皆さんからの熱い声援、とても嬉しかったです!
ありがとう!!!

バンド時代から数えると移籍もなく25年もの付き合いになる僕は、ロック部門では最長アーチスト。

時代とともに音楽の在り方はずいぶんと変わったけど、音楽を愛する気持ちはひとつ。

これからも末永くよろしくお願いします!

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2010年11月 5日

* 男心と秋の空

秋の空は格別ですね。

昨日は渡辺貞夫さんとランチ・ミーティング。
場所は六本木の「本むら庵」。
そば処でランチ・ミーティングなんてシブい!
ダンディな渡辺さんならではのお誘いで嬉しくなりました。
「本むら庵」?どこかで聞いたことがあるな、と思っていたらニューヨークのSOHOだった。

「布袋君はおいくつ?」
「48です」と答えると
「いいなぁ!これからが青春じゃないか!」と貞夫さん。
大先輩からたくさんの力強いお言葉をいただき大変感激いたしました。

そして夜は品川プリンスで行われた「宮崎県感謝祭」に出席させていただいた。
東国原知事とお会いするのは初めてでしたが、『太陽のメロディー』に対して丁寧なお礼の言葉をいただきました。
パーティーの冒頭では口蹄疫発生から終息宣言に至るまでのドキュメンタリーが画面に映し出されました。
その映像でも『太陽のメロディー』が使われており、切迫した地元の方々の表情と歌が相まって
また涙が出てしまいました。
涙なしには聞けない歌となってしまいました。
もちろん悲し涙だけではありません。
逆境と戦い、悲しみを乗り越えた宮崎の皆さんの勇気に対するリスペクト。

太陽のメロディーのジャケットに使われた写真は口蹄疫問題が報道された日に、ルーリーとの散歩道で撮ったものです。
一日も早くこの青空のように宮崎の皆さんの心が晴れますように、そんな思いで見上げた空でした。
朝、同じ道でふと見上げた空。
同じ空だけど、違う空。
宮崎の皆さん、本当に良かったですね!

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さて!

武道館のBEAT CRAZYの会員に向けてのチケット先行販売がスタートしたようですね!

すでに選曲に頭を悩ませています。
あの曲もやりたい!この曲もやりたい!
嬉しい悩みです。
皆さんも一緒に悩んでくださいね。(笑)

明日も爽やかな秋晴れでありますように。


熱い夜だったね!!!
久しぶりにフルスロットルでヒートアップ。
最高のハロウィン・パーティーだったよね!?
次の日、身体中が悲鳴をあげてたよ。
最高のバンドとオーディエンスに感謝。

次回もお楽しみに!

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(ALL PHOTO by 山本倫子)