青空とのコントラストがマグリットの絵のように、シュールなくらいにそれぞれを際立たせる。
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落ち葉が地面にカーペットのように敷き詰める。
はしゃぐルーリー。
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風に吹かれて、様々な色形の葉が我が家の庭にも飛んでくる。
まぶしい陽射しの下、せっせと掃き掃除。
最近では落ち葉焚きもほとんど見られなくなった。
都会でやったら不審火と思われすぐに通報されるだろう。
「焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き...」
なんて歌も、フィクションの世界になってしまった。
年をとったことを自覚するようでなるべく禁句にしている
「昔はよかったなぁ...」
というつぶやきが、最近は自然とこぼれるようになってしまった。
60年代生まれの私たち。
一番豊かな時代を過ごした世代かもしれない、とつくづく思う。