リリースされたDVD、そして先行シングル、楽しんで頂いていますか?
先週末は3泊4日で「エンジン01 オープンカレッジin 高知」に講師として参加させていただきました。
久しぶりの高知。
BOφWY時代からの思い出がいっぱいの街。
空港から移動のバスから見えた懐かしい路面電車。
行き先は「ごめん」だそうです!
会場の高知市文化プラザかるぽーとに到着。
控室で軽く打ち合わせをし、オープニング・シンポジウム「人生を明るくする方法」に出演。
司会の林真理子さん、江原啓之さん、藤原和博さん、そして私。
御三方とも言わずもがなとっても雄弁な方々で、ボキャブラリーの少ない自分は御迷惑かけぬようにいるのが精一杯でしたが、
会場を埋め尽くした観客の皆さんは、時に深くうなずき、時に声を上げて笑ってくださいました。
江原さんの未来への警鐘を含んだメッセージ、藤原さんの具体的な例を織り交ぜた教育論はどちらも素晴らしく、壇上にいながら聴き入ってしまいました。
あっという間に時間は過ぎ、舞台袖にて安藤和津さんも交えて記念撮影。
異なる分野のエキスパート達が集う、知的な仲間達の楽しい時間の始まりです。
そして夜は地元の方々による素晴らしい「ウェルカム・パーティー」にお招き頂きました。
県知事の尾崎正直さんの力強いスピーチ、そして地元の皆さんによる温かいおもてなしの心で、
晴れやかに、にこやかに、華やかに、パーティーは盛り上がりました。
左から高知市長の岡崎誠也さん、東大教授の河口洋一郎さん、私、高知県知事の尾崎正直さん、
そしてお面のお方はマーケティング・コンサルタントの西川りゅうじんさん。
西川さんとは羽田〜高知への飛行機が隣の座席で、初めてゆっくりお話させて頂いたのですが、
東京での行きつけのレストランがいくつも重なっており、早速意気投合。
高知県観光特使でもあられるということで、機内でも
「今回は高知の魅力を思う存分味わってください。友人たちをご紹介します」
と熱くお声がけ頂きました。
パーティーの最中、色々な方々から御挨拶、自己紹介を頂きました。
あいにく名刺を持ち合わせない自分は、頂くばかりで恐縮しっぱなし。
とある方から後ろから「布袋さん〜!」と声をかけられ振り向くと...。
この人とは関わり合いにならぬほうがよさそうだ、と、きっと誰もが思うであろう男の中の男系の男性。
サラリと御挨拶だけ交わしその場を切り抜けたのですが、後に西川さんがいらして、
「この方が御紹介しようと思っていた人です!」
と言われてビックリ!
ハタマタどうなることやら、と思いつつ次の店へ彼らと向かうと、そこは葉巻の吸える上品なBAR。
機内で葉巻を吸うことをお伝えしたので、早速地元の皆さんがリサーチしておいてくれたのです。
ここで紹介して頂いた熱き男が(皆さん同じ小学校の先輩後輩同士!)、今回の高知の旅を忘れられない旅にしてくれようとは、その時はまだ気づく余地もありませんでした。
2日目の朝、やや二日酔い気味の頭をスカッと晴らすべく、熱いシャワーを浴びて会場入り。
2日目の2時限目はぴあの矢内さん司会、今をときめく勝間和代さん、種子島も御一緒した山本寛斎さんと、「笑える?笑えない?私の人生自慢」というテーマの講義に参加。
こちらでも超のつくくらい個性的なお二人に挟まれて、「自分はなんと平凡な人間だろう!」などと思いながら思いつくままにお話させて頂きました。
寛斎さんのダイナミックなお話はどれも実体験に基づくものばかり。
誰もが頷かざるを得ない迫力に満ちていました。
笑顔の素敵な勝間さん。
前日の飛行機で初めてお会いし御挨拶しましたが、案の定僕のことは御存知なかったらしく、
「あのあとすぐネットで調べました!」と恐縮されていました。(笑)
しかしながら頭の回転が速いお方とお話しすると、こちらの脳まで活性化されます。
そしてこの後は亀井眞樹さん司会、高橋靖夫さん、鎧塚俊彦さんと御一緒に「配偶者大自慢大会」という恐ろしいタイトルの講義に出席。
そもそも「人に何かを自慢すること自体が野暮なこと」であろうと思いますから、お話を頂いたときも「参ったな」というのが正直な気持ちでしたが、
高橋さんの三田佳子さんにする深くて優しい想い溢れるお話や、鎧塚さんと川島なおみさんとの新婚ホヤホヤ話に触発されたか、普段は決してお話することのないような話をしてしまいました。
タイトルは何だかとても大仰なものでありましたが、皆さんと温かい時間を過ごすことができました。
そして「夜楽」と題された、飲んで食べながら一般の方々と交流する会に出席。
こちらは矢内さん、そして世界的照明デザイナーの面出薫さん、長唄今藤流家元四世の今藤長十郎さんと御一緒に。
初めてお会いする方々と食事をしながら語らうわけですから、双方共に緊張します。(笑)
お酒をついでつがれて、終わりの頃には緊張も解けて和気あいあい。
名残惜しくなるものです。
しかし高知の男達はよく飲みます!
「献杯」と「返杯」の繰り返し!!!
前日、初めて会ったときは目を合わすのも恐ろしかった友人の顔が、なんだか可愛らしく見えてきた(笑)。
彼に「来週の予定は?」と訊いたら間髪入れず「二日酔い!」と返すのですから笑いが止まらない。(笑)
翌日、高知を案内してくれるというので、ほどほどにしてホテルに戻ります。
最終日は講師の皆さん方によるミュージカル「海とおりょうとピストヲル」を観劇するだけの予定だったので、午前中に集合し、まずは坂本龍馬記念館へ。
龍馬の生涯を生々しく伝えるこの記念館。
高知の海を眺め、高知を、日本を、世界を夢見た龍馬の生き様に感動。
所々に来年の大河ドラマ『龍馬伝』の龍馬役、福山くんのポスターが飾られています。
「俺の方が顔は似てるかも?」
なんて思っただけで叱られそうですが。(笑)
太平洋をバックに友人たちと一枚。
薄茶色のスーツのお方。(味本さん!)
怖くないでしょ?
可愛いでしょ?(笑)
そのまま月の名所桂浜へ。
龍馬の銅像を見上げます。
櫓をのぼって龍馬の視点で太平洋を眺める。
友人たちもその角度から龍馬を見たことはなかったそうで、
「目線は思ったより下を向いちょる」
久礼八幡宮にお参りをして、大正市場へ。
「高知に来たら、その人柄に触れて欲しい」
との言葉通り、皆さん本当に温かく歓迎して下さいます。
「今日のカツオは美味いよ!」
と、早速藁の火であぶってくれました。
そのまま塩でいただく本場のカツオの美味しいこと!!!
市場の理事長の川島昭代司さんもなんとも魅力的なお方でした。
彼のブログもとっても素敵です。
海の男のロマンチシズム、憧れます。
ごちそうをお腹いっぱいに頂いて、記念ショット。
また高知に来たときは必ず御挨拶に伺いますね!
その後、水上の貝焼き専門のお店で、貝類をイヤというほど頂き、ホテルへ。
ブログを書こうと思ったけど、お腹いっぱいで書けませんでした。
そしていよいよエンジン01最後の演目の、講師陣によるミュージカルを観劇。
アルバムのレコーディングのスケジュールとぶつかり、残念ながら参加できなかったのですが、
舞台は初めての人ばかりの素人集団とは思えぬ大奮闘振り!
最後の曲ではおりょう役の林真理子さんが感極まって涙を流し、その瞬間感動が場内を駆け巡り、
場内総立ちでの大拍手!
なんとも感動的なフィナーレでした!
多忙きわまりない講師の方々の努力に脱帽です。
その後の盛大な打ち上げの様子は、真理子さんのブログをご覧下さい。
というわけで、今回も素晴らしき出会いに満ちた、忘れることの出来ない大会となりました。
普段はなかなかお会いする機会もない多方面からの多彩な講師の方々との交流。
そして地元の方々との温かい交流。
いつも沢山のことを学び、思い出させて頂いています。
全くもって微力ながら、今後もこの素晴らしいボランティア活動に参加し、御協力できたらと思います。
プログラムや夜楽に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
今までにも増して、高知が大好きになりました。
またお目にかかれる日を、心から楽しみにしています!