BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2009年10月 4日

* 満月、こわい。

我が青春の頃は(つい最近のことね)
狼男よろしく、夜空に満月が昇れば仲間と街に繰り出し、
十中八九の確立で後悔をしたものだ。

最近は「後悔役にたたず」と思い知り、
満月の晩は大人しくすることにしている。

お天道様はすべてお見通し、のように
どうやらお月様もまたすべてお見通しのようだ。


ここ数日、数週間にわたるしつこい咳が止まらず、スタジオを休んだりもした。

が、メゲズにギターダビング、歌入れと、奮闘もした。

昨夜は新宿紀伊国屋ホールに大宮エリーさんの舞台を観に行った。

ムッシュがクールに掛け軸となり、不思議な空間と演出。
素敵でした。

今宵は寿司屋へ。

若かりし頃は当たり前にお金もなく、寿司は社長におごってもらうものであった。
初めて自腹で寿司屋に言った時は『時価』がいくらなのか想像もつかず
カードも使えないと聞いていたので、当時の給料一ヶ月分(といってもごくわずか)を握りしめ
最後にウニをもう一貫いただけば『目方でドン!』ではないけれど、
手持ちをオーバーしてしまいそうで、ビクビクしながらお会計をした。
払い終わった後、嬉し哀しの安堵感からいきなり腹が減り、戻ってカップラーメンを食べたかも。

自分も随分大人になったものだ。
今ではほとんどワインの肴にネタをいただく。
今夜はなんと一貫も握ってもらわず終了。
季節のものを少しだけ美味しくいただく。
なるほど、寿司屋も蕎麦屋もこうして長きに渡り、大人達を魅了してきたわけだ。
少しずつ、様々なことが腑に落ちてきた今日この頃。


巷ではハロウィーンの飾り付けが目立ち始めた。

これは2年前、江角さんが愛娘の為に作ってくれたお面。

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プリンセスやスクリームくん達がひしめくハロウィーンパーティーで、
この無言のドーベルマンは異彩を放っていた。

あまりに無言なので「大丈夫か?」と問いかけると
彼女はお面の下で大泣きしていた。

スクリームが怖い.... と。

君のほうがよっぽど怖いよ、と言うものの、彼女は自分が見えない。

今年はルーリーをバレリーナに仮装させるのだそうだ。

家族全員ドーベルマン、というのも面白いと思うけど。

リップスライムやコブクロやバクチクや氣志團やEXILEの皆さんにも参加してもらって、数十人のドーベルマンとか。

乞うご期待。

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それにしても、なんと美しい満月でしょう。

小声で「グルルゥ...」と吠えてみる。