BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2009年6月アーカイブ

2009年6月30日

* 雨降れば青空恋し

作曲、アレンジ、ラジオ収録、歯医者、加圧トレーニング、会報インタビュー、撮影、歯医者、加圧トレーニング...。
そして明日からまたレコーディングと慌ただしく過ぎてゆく時間。
そして雨の晴れ間を縫って、ルーリーの散歩もかかせない。

週末は海へ。

ワルシャワ帰りのミツエさんの土産話に旅心揺れる。

波音で心を洗い、創作エネルギーの充電。

さて、LET'S GO。

W LURIE.jpg


人はみな当たり前に生きているわけではない。

無事に生まれる事も奇跡。

無事に死ぬ事も奇跡。

昨日まで存在していた人が突然この世界から居なくなる、

という事を身近で何度か経験すると、

今日、今、この瞬間に生きているということが、いかに大切でかけがえのないものかを思い知る。

毎朝目覚めた瞬間、新しい一日の始まりを迎えられたことに感謝する。

そして眠る間際もまた、二度とない今日という一日のすべてに感謝する。


ベッドサイドに積み上げたられ書籍も、昔と比べると随分変わった。

SFや恋愛小説、スラップスティック、狂気、バイオレンスなど、以前好んで読んでいたような本に最近は手が伸びない。

生きている事をシンプルに実感させてくれる本を選ぶようになった。

例外としてポール・オースターの小説には何故か救いを感じるのだけれど。


books.jpg


今日も音と戯れた。

自分はつくづく幸せな人間だと思う。



2009年6月22日

* Back to the Studio

ツアーの余韻も覚めぬままスタジオに戻る。

新たなプロジェクトの始まり。

頭の中は、また、音。

音。

音。

音。

MUSIC NON STOP...

studio.jpg




2009年6月21日

* 父の日

「おはよう」

と日曜の朝のカーテンを開きながら娘に声をかけたら

「父の日おめでとう。パパ」

瞳を閉じたまま、ベッドの中で彼女はそう言った。

「君の誕生日から、パパはパパになったんだよ」

小さな手をそっと握る。

窓の外は雨。




一緒に一日の計画を立てた。

まずは互いの部屋のかたづけ。

そして一緒に絵を描いた。

彼女の描いたルーリー。

f.d.lurie.jpg


俺の描いた彼女。(あまりにも似ていないので公開してしまおう)

f.d.aisha.jpg

横目で寝そべるルーリー。

f.d.real lurie.jpg

ランチで撮ってもらった、父のポートレート。

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俺の父...。

1988年4月4日。

BOφWYの解散コンサート。

あの日、俺の父は東京ドームの外で会場から漏れ聞こえる音に耳を澄ませていたと後に知った。

息子に拒絶された父は、どんな気持ちでそこにいたのだろう。

誇らしく思ってくれたのだろうか?

それとも自責の念に苦しみ、血のような涙を流していたのだろうか?



時は流れ、父の子もまた、今は父。



いつの日か、異国の地に父の墓を探し、花を供えたいと思う。

願わくば雨の日に。

降り注ぐ雨で涙を洗いながら一言捧げたい。


「ありがとう」


と一言だけ。



f.d.flower.jpg












2009年6月20日

* Long Time No Beach...

スタッフの男衆を引き連れ久しぶりにBeachへ。

伸び放題になっていた雑草刈りと、芝刈りを手伝ってもらいました。

beach 1.jpg

途中お隣の友人も助太刀してくれて、あっと言う間にスキッとサッパリ!!!

beach 2.jpg

ルーリーも久しぶりの無制限RUNに大はしゃぎです。

beach 3.jpg

お礼にDJ HOTEIがDJブースに入ります。

beach dj.jpg









レアなトラックを厳選し









ビートもヒートアップし









スパイシーなエフェクトもタイミングを見計らって









いよいよパーティーの始まりです!!!













なんちゃって。


実はDJブースならぬ、BBQブース。(笑)


beach dj2.jpg


サンセットを眺めながらの至福の時間。

Thank You Boys!!!

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2009年6月18日

* 抜け殻

昨夜はザックと静かな打ち上げ会を。

2ヶ月半もの間、家族と離れて異国の地に滞在する彼の気持ち、自分もよく判ります。
今回のツアーはかなりタイトなスケジュールだったため、俺は体調管理につとめ、
残念ながらあまりザックと一緒にいる時間を作れませんでした。
独りの時間を、ある時はリハーサルスタジオを借りて自主トレーニング。
ある時は長期滞在型マンションの部屋で、趣味のドローイングを。
そして毎日少しずつ日本語の読み書きの勉強をして日本の日々を過ごしたザック。
ドラマーとしてはもちろんのこと、静かで優しくひたむきな彼の人柄が、ますます好きになりました。

抜け殻のような身体とは裏腹に、心には旅の思い出が広がります。

大阪にはいつものように辰吉丈一郎一家が観に来てくれました。
元不良(森田君)今も不良(辰吉)昔からジェントルマン(俺)の3ショット。

WITH JOE MORI.jpg


新宿の1夜目には久しぶりに高橋まこっちゃんが来てくれました。
リップの面々や、JAZZTRONIK野崎くん、JILLちゃん、TAKUYA、森岡くん等、沢山の仲間が集まってくれました。
アフターショウは行きつけの焼肉店へ。
もちろん焼くのは俺。
左からリップのスタイリストさん、フミヤくん、俺、ザック、話題のイルマリ。(祝)

WITH RIP.jpg

そしてファイナルも沢山の方々が駆けつけてくれました。
小渕くん、雅くん、大沢伸一くん、會田くん、今井寿くん(なんと今井がブログを始めたぞ!)、石川セリさんと素敵な娘さんたち、森田君、シドのShinjiくん....。

そしてファイナル2日間のステージに花を添えてくれたのはLOVEちゃん。

WITH LOVE.JPG

彼女の本当に清々しいバイブレーションで、楽屋もとっても華やかでした。
ありがとう。

あぁ、終わってしまったんだ...と、しみじみ。

しかしいつまでも余韻に浸っているわけにはいきません。

明日からまたトレーニング再開です。
 
2009年6月17日

* ありがとう。

ツアーが終わりました。

参加してくれたすべての方々に心からお礼を言わせてください。

ありがとう。

ファイナルのステージは天空にいるかのような晴れ晴れしさ。

『これが俺のロックンロール』

と言い切れるステージが完成できたと思っています。

またいつの日か、とびっきりの笑顔でお会いしましょう!


最後にもう一度、


本当にありがとう。


2009年6月13日

* 大阪!!!

府中の最前列にはお年を召した方々が座っておられました。
爆裂BEAT と眩しいライト、汗の飛び散るロックショウを、楽しんでいただけるかなぁと気になっていました。
会場のオーディエンス全員に、この情熱が届きますように、と毎回のステージで全力を振り絞ります。
最後の曲のソロが終わり、放心状態でステージに座り込み、ふと顔を上げ目の前を見れば、
終始着席で手拍子をなさってくださった彼らが、満面の笑みを浮かべ立ち上がり、腕を頭上に振り上げて拍手を送って下さっていた。

「伝わった!」

胸が、熱くなりました。
本当に嬉しかった...。


さて、今日は待ちに待った大阪。
前日入りし、ジムとプールでこれでもか!というほど汗を流しました。
体調は万全です!



部屋でストレッチをしながら、普段あまり観ないテレビをつけると、ちょうど松井秀喜選手がバッターボックスに入ったところ。
よくあるんです。
つけた瞬間、松井くんがバッターボックスという偶然が。(かなりの確率で)
アナウンサーが「今日はヒデキの35歳の誕生日だ」と語っています。
「打ってくれ!」
ではなく、
「打つ!」
と感じる。
すると次の瞬間、彼は本当に打つ。
そのバースディ・アーチを、奥様や御家族や仲間達はさぞかし誇らしくお思いのことでしょう。

今日は俺も打つぞ!!!

THANK YOU!!! 松井秀喜。

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2009年6月11日

* I'm ready for ROCK!!!

一昨日は渋谷のclub asiaへ。
楽しかったな。
詳細はスティーヴのブログへどうぞ。


さて、今日は府中です。
雨の朝の散歩を終え、自宅のジムで走り、少し筋トレしてサウナ。

GYM1.jpg

GYM2.jpg

後にステージでイヤというほど汗をかくけど、やはり会館入りするときはスッキリと気持ちが良い状態で入りたい。

今夜も最高の夜にしましょうね!

楽しみにしています。





2009年6月 9日

* 公演と公園

横浜、静岡の2本が無事終了。
ステージと観客のチューニングがバッチリ合った、最高の2夜だったと思います。

横浜公演はFUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤くんが観に来てくれた。
後に彼のブログを読んで嬉しくなりました。
彼らのファンもまた素敵な人たちばかりだ。
東京近郊ということで楽屋には友人たちが集まり和やかなムード。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの方々も来てくれたそうな?
活躍目覚ましいアーチストの方が足を運んでくれるのは本当に嬉しい事です。

静岡は女性が多かったかな?
最近はオーディエンスの男女のバランスがとてもよく感じます。
7対3?6対4?
昔は9対1でしたからね。(笑)
男性諸君の野太く熱い声援と、女性の皆さんの華やかな笑顔としなやかなノリが、ステージから見るととっても気持ちいいんです。
R&Rは男の子のもの!
と、未だにどこかそんな風に思っているところもあるけど、芸術一般に対して女性のほうが頭で考えすぎず、感覚的に柔軟に、ダイレクトに反応するかもしれませんね。
とにかく、今ツアーの客席は、今までのどのツアーよりも輝いて見えます。

静岡終演後、名古屋の友人夫婦とイタリアンを御一緒し、久しぶりに葉巻を一服。
翌朝、早い便で東京に戻りました。
今回のツアーで今までと何が一番変わったか?というと、一言

『早起き!!!』

(笑)。

BOφWY時代から沢山のツアーを廻りました。
移動の際、飛行機や列車の出発時間に寝坊や遅刻して、便を遅らせてもらったことはあるけれど、
早起きしすぎて出発が待ちきれず、早い便に変えてもらう、なんて事はなかった!
習慣とは恐ろしいもので、目覚ましやモーニングコールなどなくても、8時には目が覚めてしまう。
ホテルに貸し出し犬というシステムがあれば、迷わず借りて朝サンに出かけるでしょうね。
メニューに「ドーベルマン;1時間4000円」とか載っていても、誰も借りないかもしれないけど。(笑)
(そういえばGQという雑誌の今月号は「紳士が犬を飼うとき。」という特集。一ページコメント参加していますので愛犬家の皆様は是非ご覧下さいね。)

というわけで今日もいつもの公園へルーリーと出かけた。
公演と公園の日々だ。
酸素に満ちあふれた緑の世界をゆく。
いつものコースを逆に廻ってみるだけで、景色が全く違って見えたりするのも不思議だ。
早朝、公園のベンチで読書をしている方をよく見かける。
とても素敵な習慣だと思う。
仕事や学校の前に穏やかな空気あふれる公園で、好きな詩集を読んだり、昨夜の物語の続きを読んだりして、脳を活性化して一日をスタートするなんて、最高だと思いませんか?

GREEEEN.jpg

散歩を終え、こうして日記のようなブログをつけ、もうすぐトレーニングが始まり、その後熱いシャワーを浴びて仕事に出かける。
今日はNACK 5『ROCK THE RADIO』の収録。

ツアーも残すところあと4本。
5日間で4本、という過酷なスケジュールではあるけれど、最後まで晴れやかに快走したい。
終わればまた創作の日々が待ち構えている。
ステージとは、しばしの別れだ。

次は府中ですね!
待ちに待った大阪も目前。
そしてライブ収録ファイナルへ。

どうぞお見逃しなく。






2009年6月 5日

* 千葉!

BEACH HOUSEを手に入れて以来、千葉はとても身近な場所。
昨夜の浦安公演も、とても良いバイブレーションを共有できたと思っています。
柏市出身の岸君もテンション高かったのでは?
久しぶりにスティーブがバンドに戻り、華やかなグルーヴ。
剛くんのツアーのメンバーの方々もいらして楽しんでくれたようです。

そして昨夜はギタリストの大先輩である渡辺香津美さんがいらしてくださいました。
客席に凄腕のギタリストが居ると思うと、柄にもなく少し緊張したりして...。
終演後に楽屋でお会いし、彼のCDを頂きました。
早速、吉田美奈子さんとお二人で作られた『NOWADAYS』というアルバムを聴かせて頂きました。
雨の日にピッタリのリリカル且つダイナミックな音と声。
しっとり心に響きます。

CD.jpg

さて、いよいよ明日は神奈川。
楽しみです!

最終公演まで怒濤のスケジュールですが、しっかり体調を管理して
すべてのステージを悔いのない100%のライブをお届けします。
一緒に思い切り楽しみましょうね!

SEE YOU SOON!!!





遅まきながら送って頂いた川村カオリちゃんのニューアルバム『K』を聴いたよ。

よく頑張った!!!

川村カオリ!!!偉い!!!

とってもスウィートで、力強くて、切なくて、抱きしめたくなるような、このアルバム。

皆さんも是非是非!!!お聴き下さいね!!!

ちなみに俺は一曲目に参加させて頂きました。

戦うカオリの映像も胸を打つね...。


音楽って凄い!

本当に凄いね。


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