BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2009年1月17日

* PEOPLE IN THE PARK


朝の公園には様々な人がいる。

足早に行く通勤、通学途中の人。
落ち葉の季節は忙しい、清掃員の方々。
イヤフォンをつけてジョギング、ウォーキング、早朝テニスを楽しむ人。
太極拳、ヨーガ、ベリーダンス、ワークアウトなどの、早朝サークル。
大小様々な種類の犬と散歩する人、などなどなど...。

そんな朝の公園には微笑ましい出来事や、ドキッとさせられる出来事がたくさん。

いつものコーヒーショップで買ったカプチーノを飲みながら、いつものベンチに座っていると、様々な光景と出会える。

小さな赤ちゃんを乗せたバギーを押す若いママさん。
スッとバギーを止め、首をくるくると回し始めた。
朝陽を浴びて、新鮮な空気を吸ってのストレッチほど心地よいものはない。
次は肩を回してほぐし始めた。
両手を組んで、高く突き上げ、背伸びをする。
とっても気持ち良さそうだ。
見ている自分もつられて、首を回したり、肩を回したり、アキレス腱をのばしたり、屈伸したり。
ママさんは腿上げを始めた。バギーの取っ手をバレエのバーのように使って、軽快に腿を左右交互に上下する。
そしていきなり、足を後ろに向けて蹴上げりだした。
初めは軽く、徐々に高く、そしてもっと高く、ついには自分の頭より高く!
前にじゃないよ。後ろにだよ!
ミキティや真央ちゃんのやる、あれです。
ママさん、ただ者じゃない。
さすがにつられて出来ることではなく、「ルーリー、行くぞ」とつぶやいてベンチを立った俺でした。

向こうから小さな犬を連れた人が来た、と思ったら、リードに繋がれているのはウサギだった。
ルーリーは怪訝な顔つきで俺を見上げる。
「いまの何?犬?猫?」
ウサギならまだ可愛い。
以前、交差点向こうに、女性がリードを握るその先に奇妙なシルエットをみた。
「あれ、なに?犬?」と娘。
「ずいぶん太った犬だね」
信号が変わり、近づいてくると、それは豚だった。
ピンクの豚。
「いまの、ブタさん?」
「そうブタさん」
その後、しばし、会話は途絶えた。

犬をリードから放している人が多い。
特に週末の公園。
ルール違反である。
キャンキャンっと吠えながら、駆け寄ってくるチビ犬くんたち。
まだまだ子供のルーリーも遊びたくてグッと前に進む。
すると飼い主が言う。
「まぁー、恐い恐い!ナントカちゃんっ!危ないから逃げなさい」
は?
娘と一緒に散歩している時、公園内のスピーカーから
「公園をご利用の皆様にお願いします。犬は必ずリードに繋いでください」とのアナウンス。
聞こえないはずがないのに、まったく気にせず、放し飼いの人たち。
「聞こえないのかなぁ?」
またルーリーを挑発するチビ助たち。
「ルーリーも放しちゃえば?」
ちょっと悔しそうな娘。
「ダメダメ。お年寄りや小さな子供にルーリーがキスしたら、皆ビックリしちゃうからね。パパが皆さんにお願いするよ」
と、飼い主さんたちに「公園内はリードに繋ぐお約束ですよぉ」と言うと
「まぁ、ドーベルマンを連れた恐い親子だこと」
とばかりの表情で、くるりと向きを変え、その場を去るのである...。

と、まだまだ公園話は続くのだが、そろそろ時間が来た。

おっと、佐藤琢磨くんにバッタリ!ビックリ!

お話の続きはまた明日???

いつもと違う公園から。


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