古巣のビクタースタジオにて、今井邦彦&関根青磁、両エンジニアの師弟対決!
なんてことはないのですが、すっかりモダンにリニューアルされたスタジオで、渾身のミックスが行われました。
今井さんは7年振りに復活した「布袋&森コンビ」の軽快なフーチャリスティックなロックンロールを。
森さんとも久しぶりの対面。
「白髪が増えたね」
なんていう一言も旧知の仲でこその再会の挨拶。
「ポイズン」も「スリル」も衝撃的でしたが、今でも覚えているのは「バンビーナ」。
詞が出来上がったものの、始めは早口すぎて歌えなかったんですから!
『脳からヒップへ真っ赤に飛び散るファンクなウィルスみたいなお前』
なんて、さっぱり意味不明だし、歌詞をかまずにビートに乗せるのが精一杯でした。
森さんとは本当に随分冒険したもんな。
森節も今井節も健在どころか、益々磨きがかかり、ギタリズムVを彩ってくれています。
そして別スタジオでは元エルマロの會田茂一くんとのコラボレーション曲を関根君がミックス。
先日40歳のバースデーを迎えたばかりの會田くんも駆けつけてくれました。
エルマロは昔から大好きで、ほぼ全アルバム持っています。
會田くんがライブで「布袋モデル」を使ってくれてる話は友人から耳にしていました。
今回初顔合わせの彼は、とてもナイーブなジェントルマン。
最近では木村カエラちゃんやBONNIE PINKさんのプロデュースやサポートでも活躍中。
本当に穏やかで、一緒にいて気持ちのいい男。
毒にも「良い毒」と「悪い毒」があると思いますが、彼は間違いなく「良い毒」の持ち主。
仕上がりは、今までのHOTEIにはない、しかしながらとってもHOTEIらしい、痛快でドリーミーなロックンロール。
どうぞお楽しみに。
写真はミックス終了後の2エンジニア&2ギタリストの貴重なショット。
今井さんが小さいのか?
他の3人がデカイのか?
は御想像にお任せします。(笑)
(左から、今井邦彦、會田茂一、布袋さん、関根青磁)
さて、今日も2スタジオでミックスとコーラス録音です。
明日の朝日新聞の朝刊もお楽しみに!!!