お詫びに終末は大阪で彼女の願いを叶えてあげました。
土曜日はUSJ。
シュレックとキティちゃんが同じ空間に同居しているのはなんとも違和感ありますが、子供たちにとってはそのミクスチャー感がたまらないのかも。
日曜日はキッズプラザへ。
となりの公園には巨大なジャングルジムが。
「おっちゃん!あんたデカイからそっちの道から行きぃー!」
と助言され、ハイハイと仰せの通りに。
当たり前ですが皆さん大阪弁バリバリで外国に来たような錯覚を覚えます。
聞くと大阪は「誰もが全員顔見知り」だそうで...。
そんなフランクな街って世界でも希少かも。
プラザで目一杯遊んだ後、ツアーの際はトレーニングで必ず訪れるホテルのプールで今回は水泳レッスン。
ちょっとしたコツを教えただけでスイスイと泳ぎます。
子供の脳はスポンジのような吸収力とよく言いますが羨ましい限り。
そしてフェスティバル・ホールにて美樹さんのライブ鑑賞。
一曲目から「うっとり」と言いたいところですが「ぐっすり」。
柔らかな音楽と母の歌声にホッとしたのでしょう。
後半はリズムに合わせて踊りだし、アンコールは舞台袖で母を見つめます。
今井美樹バンドはさらにグルーヴと奥行きを増し、会場を温かな音楽で包み込みます。
いつか観たカエターノ・ヴェローゾのように、音楽を聴きながら心が旅する夢心地。
素晴らしいバンドです。
大阪フェスティバル・ホールはその長い歴史に幕を閉じるとのこと。
素晴らしい会場だっただけに淋しいですね。
僕にとってもフェスは思い出の場所。
以前頭に怪我を負った際、大手術を経てリハビリを重ね、このフェスのステージで復帰を果たしました。
自分にとってステージがいかに大切な場所であるかを実感させてくれた場所。
フェスに限らず全国各地でコンサートホールが閉鎖されると聞くと胸が痛みます。
音楽が配信主体となり、在り方そのものが変わったとしても、
やはり音楽を愛するものたちにとって一番大切なのはライブ。
色々事情があるのだと思いますが、どうぞ人と音楽の出会う場所が途絶えませんように。
帰りの新幹線ではK1の角田信朗さんとお会いしました。
もの静かで素敵なジェントルマン。
学年が同じと知りビックリです。
普段ツアーでは味わえない大阪を大いに満喫し、そしてまたスタジオでの作業が再開です!
身体からビートが溢れ出るのを楽しみにしています。