まずは午後一に会場入りしてリハーサル。
ロバートさんとはお会いしたものの他のメンバーの皆さんと会うのは初めてなので、さすがに緊張しましたが、皆さんフランクでファンキーでフレンドリー。トランペッターはブライアン・セッツァー・オーケストラにも参加していたらしく、渋谷公会堂でのコンサートの際お会いしていたらしい。ここでもPEOPLE TREEが繋がっていました。
皆さんすでにしっかり練習してくれていて、ブラス・セクションもオリジナル通りの積みで譜面になっていました。さすが40年のキャリアを持つバンドだけあって息もピッタリ。さすがです!名曲「25 or 6 to 4/長い夜」ではギタリストのキース・ハラウンドさんとソロをかけあうアレンジをその場で作り、リハーサルながら皆大興奮!
「HOTEI!このまま全米ツアーもつきあってくれよ!」
などと嬉しいお声も。ミュージシャン冥利に尽きます。
そもそもロバートさんが『BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY』を気に入ってくださりコンサート前のBGMで流してくれていたところ、開演前イヤーモニターを通じてメンバーの皆さんがそれを聴き全員気に入ってくれて「この曲誰?」ということになり、「日本のHOTEIというギタリストだ」「COOL!だったら日本でのライブに是非参加してもらおうよ!」と話は盛り上がり、ロスでロバートさんのヘアを担当している日本人のヘア・デザイナーの方を通じとある女性へコンタクトされ、その女性がたまたま僕の友人の友人だったという経緯で実現した夢のようなお話。
その後も「トランスフォーマー」や「シュレック3」など沢山の映画でも使われ、フランスではスポーツ番組で、アメリカでは車のコマーシャルで、ロシアでは人気DJによりリミックスされ、イングランドではフットボールのナショナルチームの入場曲、大リーグでは松井秀喜選手の入場曲としても使用されるなど、世界中で愛される奇跡の曲となりました。
「ギターをパスポート代わりに世界中を旅したい」という僕の夢を叶えてくれた曲。
ホーンのアレンジを担当してくれたトロンボーンの村田陽一さんは「シカゴのトロンボーンのジェームス・パンコウは憧れの人です!」と喜びのメールをくれました。
『BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY』はこの先も沢山の夢を叶えてくれそうです!
BACK STAGE PASS
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また一つ忘れられない思い出が増えました。
シカゴの皆さん、ホントにありがとう!
突然の飛び入りに暖かい拍手を送ってくださったシカゴファンの皆様にも感謝します!
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楽屋での一コマ。
ヒューイ・ルイスさん(僕の後ろ)テンション高かったです!(笑)